本から学ぶ

学問のすすめ/福沢諭吉

福沢諭吉

幕末から明治の武士、啓蒙思想家、教育者。慶應義塾の創設者。

【学問のすすめ】

天は人の上に人を造らず、人の下に人を造らず

人は皆、平等に生まれてくる。

誰もが同じ所からスタートし、努力した人が認められる社会であるべき。

生まれながらに、話せたり、文字が読めたり、九九が言える子供はいない。

結局、努力したかどうかで人生は決まる。

 

賢人と愚人との別は、学ぶと学ばざるとによりて出来るものなり

賢い人間とそうでない人との差は、学ぶか学ばないかで決まる。

勉強した人は、人より知識があるので大事な仕事や難しい仕事を頼まれる。

そういう人は世の中から必要とされるから、みんなに尊敬されるし、地位も上がるし、お金もたくさんもらえる。

 

もっぱら勤むべきは、人間普通日用に近き実学なり

一生懸命やるべきは、普通の生活に役に立つ学問。

理科も算数も国語も社会も、強い頭を作って自分の力で生きるために必要な実学。

自由と我儘の違いは、他の人の迷惑になるかどうか。

 

政府や法令を設けて、悪人を制し、善人を保護す

政府とは法律を作り、悪い人を罰し、良い人を守る。

これが政府の「仕事」。

 

蟻の門人となるなかれ

ただ食べることや住む所や着る物のために働くのは蟻と同じ。

頑張りを次の世代に繋いでいくことが大切。

そのために勉強する。

 

一人にてこの日本国を維持するの気力を養ひ、もって世のために尽くさざるべからず

自分一人で日本という国を背負って立つくらいの気持ちを持って、世の中のために働こう。

大きい夢があれば、少しくらい失敗しても挫けない。

 

学問に入らば大いに学問すべし。
農たらば大農となれ、商たらば大商となれ

勉強するなら、農業やるなら、商売やるなら、トコトンやろう。

自分で会社を作るために一生懸命勉強しよう。

儲けたお金で戦争や災害で家が無くなったり、親が死んでしまったりした人に寄付したり、世の中のために使うのが、本当の意味でのビッグな人だ。

 

言葉をもつて述ぶれば これを了解すること易くして、人を感ぜしむるものあり

しっかり言葉にして話すと、分かりやすいし、人の心を動かせる。

まず何を言いたいのか、言いたいことを一つ決めよう。

最初に「これから、これこれについて話します」と言おう。

途中には「なぜそう考えたか」「なぜそれが大事か」という話のポイントを二つか三つ、入れておく。

最後に、もう一度その言いたいことを繰り返して「だからこれこれがいいと思います」という風に締めくくると分かりやすい。

オクト
オクト
お札になっているということは・・・
カイト
カイト
国のお墨付きということです

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