週末に何か悪材料が出たら困るので、金曜日は手仕舞い売りが出やすい?
オクト
雇用統計も金曜日
ポジションを取り直しのため月曜日は上昇しやすい?
カイト
ただし、過去の暴落は月曜日多いよ
今回もしっかりとデータで判断しましょう。
目次
04【ダウと日経平均、上昇しやすい曜日・下落しやすい曜日は?】
↑Problem(疑問)
今回はダウCFD(7時~5時15分)と日経CFD(8時30分~6時)で検証します。
知りたい確率はイカの通りです。
Q1.ダウ、曜日別の騰落確率は?
Q2.日経平均、曜日別の騰落確率は?
検証期間について
過去一年のデータで検証します。
Data(データ収集)
検証期間:2020年6月2日~2022年6月13日

検証結果.A1
ダウ | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 |
上昇確率 (%) |
60 | 51 | 56 | 51 | 52 |
期待値 ($) |
60 | -1 | 24 | -22 | -2 |
検証結果.A2
日経平均 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 |
上昇確率 (%) |
58 | 52 | 54 | 45 | 52 |
期待値 (¥) |
41 | -5 | 22 | -21 | 13 |
Analysis(分析)
取引時間もほぼ同じであるため、大きな差はありません。
違いで目立つのは、日経平均は木曜日に下落する確率が高いということです。
様々なデータ検証を行っていますが、
それぞれの優位性は少ないとしても、
色々と組み合わせて使うと勝率を高めることができます。
ダウCFDを金曜日の終値(土曜朝5時)で買って、翌週月曜日の終値(火曜朝5時)に決済するトレードを120週続ければ7200$抜けました。
期待値60$×120週=7200$
CFD1枚(証拠金約3万5千円)で72000円稼げました。
Conclusion(結論)
月曜日に上昇する確率が高いのは、土・日に不測の事態が起きるのを恐れて金曜日に一旦決済しているからでしょう。
そのリスクを取って、金曜日に買って月曜日の終値で決済すれば儲かります。
ただし、「土・日に悪いニュースが無ければ」です。
そういう意味では「リスクとリターンは釣り合っている」と言えます。
オクト
次の検証は何?
カイト
↓コレ

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