本から学ぶ

日本人が知らない世界標準の働き方/谷本真由美

「働き方改革」により、自分の人生を見つめ直す時間の増えた現代。

よその国の人たちは「仕事に対して、どのような価値観を持っているのか?」と興味が湧いて読むことにしました。

日本人が知らない世界標準の働き方

未来を予測せよ!

イタリアは1945~63年に「経済の奇跡」を経験(61年GDP6.8%)。

労働力と石油の安さで好景気。

大都市にモダンな建築物が造られ、投資が活性化。

しかし、労働コスト増加や汚職蔓延、構造改革の遅れが原因で1970年代から低迷(2012年GDP-2.77%)。

製造業は海外に負け、高級ブランド品は中国産に。

経済の停滞を予測した人は、国外に資産を移し、生き延びることに成功。

オクト
オクト
日本円だけじゃ危ない?
カイト
カイト
日本に何かあった時に、他国通貨を持っていれば儲かる可能性があるよ

グローバリゼーションで残る仕事

ストレス少で高収入なのは「データサイエンス・IT関連・医療関連」の3つ。

❶データサイエンティスト

❷統計専門家

❸数学者

❹大学教員

❺医療サービス管理者

❻遺伝専門医師

❼ITセキュリティアナリスト

生き残るための仕事を選ぶノウハウ

❶自分にしかできない仕事

➋今後伸びていく仕事

❸自動化されない仕事

❹グローバル、もしくはローカルな市場で評価される技能やノウハウ

選ぶべきは「やりたい仕事」ではなく、「求められる仕事」

「市場で評価されるかどうか」→報酬というのは、需給で決まる。

ビジネスのやりやすい国ランキング

❶NZ

❷シンガポール

❸香港

❹デンマーク

❺韓国

❻アメリカ

❼ジョージア

❽イギリス

❾ノルウェー

➓スウェーデン

起業家というのは、社会に仕事を作り出す人々。

新しい仕事を次々に作れば、仕事が増え、生活は潤い、納税額が増え、国が豊かになる。

ビジネスフレンドリーな法整備、無駄な規制の撤廃、インフラ整備、資金調達のやりやすさなどが必要。

日本では労働人口の4%、米国では14%が起業。

起業が盛んな地域には数多くの優秀な人が集まり、経済が活性化する。

アメリカが世界で最も大きな富を生み出している理由は、企業活動が盛んなこととも関係がある。

ライフスタイルジョブという選択

英語圏では「ライフスタイルジョブ」という言葉がある。

お金のためではなく、ライフスタイル=生き方、としてやっている仕事を指す。

オクト
オクト
国によって価値観は違うね
カイト
カイト
日本を出る気はありません

本当のお金持ちのライフスタイルは地味

普通の家に住み、普通の車に乗り、同じ配偶者と長年生活し、投資を増やす代わりに消費を減らす。

幅広い友人のネットワークが有る人は、無い人に比べて平均寿命が22%長い。

家族や友人と過ごす時間を増やすことは、精神的なリラックスや健康の増進に繋がり、仕事にも集中できる。

投資と節税の勉強に時間を費やす

お金持ちが最重要視しているのは、資産管理と投資、節税方法の勉強。

様々な要素をじっくりと学び、リスクを最小限にして利益を得る活動なので、リターンは中間か低く、忍耐力と冷静な判断力が必要。

投資と並行して重要なのは節税対策である。

付加価値を生むモノにお金を使う

お金持ちは「買い物」=「消費」にはお金を使わない。

経年で価値が減らないモノ、価値が高まるモノを買う。

例えばアンティーク家具。

元々質の良い素材で丁寧に作られた家具は、キチンと手入れすれば何十年も持つ。

イギリス、イタリア、スペイン、ドイツ、フランスの中流以上の家庭では、古い家具を使う。

昔の家具は今のような合板で作られていないのでニスを塗ったり、削り直したりすれば何十年も使える。

更に良いアンティーク家具は、良い投資にもなる。

日本では数年ごとに車を買い換えることが珍しくなく、消費財のような扱い。

カイト
カイト
地震大国だから使い捨て文化?

総務省統計局が5年毎に行っている「住宅・土地統計調査」によれば、2018年の住宅全国総数6240万7000戸の内、約849万戸が空き家で、空き家率は13.6%と過去最高を更新。

野村総研は、2033年の空き家率に関する予測を発表している。

日本の空き家率の増加が収束していく場合でも空き家は約17.9%、世帯数が減少し住宅の除却・減築が進まない場合は約25.2%になるという恐ろしい結果。

アベノミクスで新築マンションや住宅の市場が活性化していたのは、都内のごく一部だけ。

少子高齢化が進んでいるので、郊外からは人が減り、世帯が減るので空き家が増える一方。

家が余っていくのは目に見えているのに、それでも新築マンションや一戸建てを買う人がいる。

イギリスでは取引される住宅の実に95%が中古住宅である。

欧州やカナダ、アメリカ、豪では、住宅は「投資」として購入するが、日本の住宅は「使い捨ての家」と呼ばれている。

カイト
カイト
地震大国だから?

住宅を投資として購入する人々は、住宅の価格が上がることを考える。

引退する時には家を売って老後の資金の一部にすることが珍しくない。

あくまでも投資なので、コスト削減のために家の改修を自分で行うことも珍しくない。

そのため巨大なホームセンターがある。

書店には家の改築方法や競売への参加方法が事細かに解説された雑誌が並び、ケーブルテレビでは一日中家の改築方法を説明する番組が流れているチャンネルがあるほどである。

カイト
カイト
僕の興味は「形が無いモノ」
オクト
オクト
達観?

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