資本主義社会の現状
『日本経済新聞』より

▼K字経済 富裕層と貧困層の経済格差など経済の二極化が進む状態。所得階層別に収入や貯蓄の増減などをグラフ化すると、上下に開くK字を描くことから名付けられた。
新型コロナウイルス禍が長期化する中、低賃金労働者ほど雇用環境が悪化し、株高の恩恵を受ける富裕層に富が集中する現象が世界的に広がっている。
格差は無くならない
記事で書かれている「富裕層」と「貧困層」は、そのまま「資本家」と「労働者」に置き換えることができます。
この両者、昔は「主人」と「奴隷」という関係でした。
「奴隷」たちの不満が爆発したため、労働時間を1日8時間ぐらいに減らし、仕事も好きに選べるようにしたのです。
その際に、呼び名も「奴隷」から「労働者」へと変更されました。
それでも、貧しい「労働者」の不満は収まりません。
そこで資本家たちは、単純な肉体労働者の仕事を機械化することにしました(産業革命)。
現在は、単純な頭脳労働者の仕事をAIに置き換えている最中です。
「資本家」たちは、人件費を削減できると大喜びです。
リストラした企業の株価は上がるのです。
世の中は変えられない
資本主義経済を変えられない以上、自分が変わるしかありません。
富裕層は、資産の約55%を株式で持っていることが分かっています。
つまり、やるべきことはただ一つ、投資を始めることです。
【千里の道も一歩から】行動しないと何も変わりません。
経済的自由へのステップ

目指すべきステップが分かれば、始められるというものです。
まずは、労働者を続けながら、投資を学び、実際に株を買い始めます。
○○ショックという株価のバーゲンセールが来ればいいのですが、来ないまま株価が数倍になる可能性もあります。
ですから、早く始める方がいいのです。
オススメ書籍
何から勉強していいか分からないという方に一冊だけ紹介するとすればイカの本です。
「FX」と書いてありますが、結局「株式」も「株価指数」も為替の影響は受けますし、「入門」と書かれていますが、十分本格的です。