不労所得増加を目指す身としては、見過ごせないタイトルですw
「ウォーターフォール投資法」とは何ぞや?
ということで購入しました。
毎月5000円で自動的にお金が増える方法/ミアン・サミ
著者の主張
この本には、科学的に証明されている事実と、明日から誰でも実践できる「資産を殖やす最も確実で簡単な方法」が書かれています。
一攫千金を狙う「煽り本」ではなく、科学的な本です。
「科学的」とは「データによって立証されていて、どんな人がやっても再現性がある」ということです。
かつて金融のインサイドにいた私(著者)が、他のお金持ちたちが教えたがらない「本当のこと」をお伝えします。
「お金の本質」を知り「お金についての正しい判断基準」を持つことさえできれば、実はお金を増やすことはとても簡単です。
そして、資産を増やすことによってもたらされるのは、単に自分の大切な人生の時間を切り売りして、毎月の給料を必死に得るような、束の間の「安心」ではありません。
資産が自然に増えて継続性のある安心を得ること、そして自由な時間を得ることの両方を手にすることが出来るのです。
暴落はピンチ?、チャンス?
マーケットの暴落を「ヤバい」と思うか「チャンス」と思うかは捉え方次第。
「景気が悪いからお金が増えない」ではなく「この景気でどのように資産を増やそう」と自分の考えや行動を中心に考えるのがリッチマインド。
日本の将来
日本はこれまで「生活保護」など、国民が死なない程度には国がお金を出してくれていましたが、今後もそうだとは限らない。
今後も国や会社が死ぬまで面倒を見てくれることは有り得ない。
日本の金融政策
政府が金融緩和と称してお金を刷りまくるとお金の価値が下がります。
例えば、ダイヤモンドと河原にある石ころとどちらに価値がありますか?
当然ながら、少ないダイヤモンドに価値があります。
それと同じことです。
お金の価値が下がると物の値段が上がります。
銀行に預けているだけのお金はドンドン価値が下がっていきます。
物価が上がる(実際にはお金の価値が下がる)と苦しむのは所得が低い庶民や銀行預金の形で貯め込んでいる人たち、年金暮らしの高齢者、そして未来の世代です。
ウォーターフォール投資法
ステージ1
滝の一番上となる蛇口から水(収入)が注ぎこまれるのがAのステージ。
まず、ここは支出を極力減らして、ステージ❷以降に流す資金を確保する
ステージ2
❶から一定額のお金を次の段階に流す。
毎月一定額を自動的に天引きする。
ここで最初に利用すべきは税優遇される制度。
具体的には「確定拠出年金(ideco)」である。
ステージ3
税優遇される制度(NISA)を使って投資する。
ステージ4
これでもお金が余っている場合は「ウォーレン・バフェット氏のポートフォリオ」を参照した投資をする。