↑米十年債
60MA(3ヵ月移動平均線)を割り込むには、3ヵ月先(2月)の利下げを織り込むに等しいと仮定します。
昨日の雇用統計で「5月」利下げの予想が増加しました(2月ではない)。
とすると、10年債利回りが4.5%イカになるのは時期尚早ということになります。
もちろん、CPIが予想以上に軟化したりすれば状況は変わります。
23年11月4日(土)週末分析
ドル/円-日足分析

ローソク足
陰の丸坊主(一方通行)
チャートパターン
孕み足ブレイクダウン(目標値達成済)
→下落トレンド発生
※固いと思われた150円台割れなので相当弱いとみます。
移動平均線
20MA割れ
→チャート的には高値更新後の20MA割れで「初押しは買い」ですので、買い気はあるでしょうが、雇用統計のような大きな材料はチャートを凌駕する場合もあります。
トレード方針
人によって見方は色々でしょうが、個人的にはもう「スワップ狙いのドル買いは終了」です。
米10年債利回りが4.5%台なら、1ドル145円ぐらいが適正と考えます。
今後はドル売りのデイトレが中心となりそうです。
原油-日足分析

ローソク足
駒陰線
チャートパターン
孕み足ブレイクアップ失敗→ブレイクダウン失敗
→83~80ドルのレンジ
移動平均線
下向き20MAが上値抵抗線
→60MAとデッドクロスしているため、抵抗線として強い
トレード方針
「米国増産&景気悪化で下落圧力」vs「OPEC+減産&中東情勢で上昇圧力」という構図です。
ドル安トレンド発生ということなら、相対的に原油価格は上昇します。
原油価格(80ドル)維持のため、産油国がキナ臭い動きをするかどうかです。