月末月初は、リバランスで不安定になりがちなので注意します。
月初発表の経済指標はいずれも強い予想(ISM系50超え・雇用統計の平均時給前月比+0.3%)ですので、金利低下による株高は期待薄です。
逆に、経済指標が強いにもかかわらず金利が低下するなら、株価が景気後退を織り込みにいっていると解釈します。
中旬のCPIは前月よりは低下するとみています。
ただ、株価下落による逆資産効果はそれほどでもないので相場上昇の機運が高まるかは微妙です。
23年10月30日(月)トレード方針
ダウ-日足分析

ローソク足
大陰線(32500ドルまで下落)
チャートパターン
安値更新の下落トレンド
移動平均線
-2σ(バンドウォーク発生中)
→買ってはいけない
トレード方針
買いを考えるチャートではありません。
ただし、安値追いの売りはしないので、33000ドルや日足20MAでの戻り売り狙いです。
ナス-日足分析

ローソク足
上ヒゲ十字線(孕み足)
チャートパターン
三尊天井で下落トレンド入り確定
→目標値13710
移動平均線
-2σ(バンドウォーク発生中)
→買ってはいけない
トレード方針
昨晩はAmazon決算で何となく大手ハイテクが買われた?
底割れしていますので「買う気はゼロ」のチャートです。
四回下げ止まった145**を割り込んでいますので、今後は強い上値抵抗帯になると判断します。
つまり、145**以上は戻り売りゾーンです(短期トレードの話です)。
※因みに、年初に大量購入したNvidiaとMicrosoftは一株も売っていませんし、売る予定もありません。
ドル建て日経-日足分析

ローソク足
長~い上ヒゲ陰線
チャートパターン
金曜日は窓を埋めるために一旦上昇
→思い残すことなく下落へ(冗談ではなく、そういう展開になりがち)
移動平均線
下向き20MAが上値抵抗線
※「60MAまで戻らず下落」→「20MAまで戻らず下落」と弱さが加速しています。
トレード方針
時足60MAでの戻り売り狙いです。
毎度書いていますが、クルマ関連やメガバンクは日米金利差縮小が見えれば売られるとみています。
不景気が来るなら、現在下落している製薬(ディフェンシブ)やブックオフ(リサイクル)なんか狙い目では?
↓「トレード手法」の詳しい解説はイカをご覧下さい(随時更新)。
