「政府機関閉鎖」「自動車労働組合のスト」「高金利継続の見通し」といった材料をどう捉えるかです。
株は安くなった時に買うのがベストです。
もちろん、何かしら悪材料が無いと安くならないわけです。
そう考えると冒頭の材料は歓迎すべきなのです。
ですから、政治家が妥協しないうちに、ストが終わらないうちに、高金利は続かないと判断されないうちに株を買わなければなりません。
悪材料が無くなると上がってしまうからです。
「もっと下がるのが怖い?」
「恐怖を感じる時こそ大胆に」by バフェット
とりあえず、四半期が切り替わりますので相場ツキもガラッと変わる可能性があります。
23年9月30日(土)月末分析(金利・為替・原油)
米国10年債-時足分析

トレード方針
日足は前日に長い上ヒゲを付けましたが、現時点では100%の上昇トレンドです。
短い時間軸の方が先にトレンド転換しますので、時足に注目しています。
60MAが下向きになって、上値抵抗線と判断できれば調整入りです。
そうすれば株価指数も上昇します。
ドル/円-日足分析

ローソク足
長い下ヒゲ十字線(ややトンボ?)
チャートパターン
150~148円のレンジを想定
移動平均線
20MAが下値支持線
トレード方針
月末なので思考を整理します。
正しい経済成長のサイクルは「物価UP→業績UP→賃金(購買力)UP→物価UP→…」です。そして、正しい物価UPは人口増(需要増)によるものです(アメリカはコレ)。
経費増(資源高)による物価UPは、賃金UPに繋がりません(日本はコッチ)。
ですから、日本は観光客で人口減を補おうとしています。
当然ながら円安政策です。
円安で苦しむ人もいるでしょうが、日本全体で考えると円安が良いと判断しています。
口先介入しているのは「為替の水準」に対してではなく、「急激な円安」に対してです。
ですから、ジリ安で160円になるのはOKなのです。
今できることは、外国人に「おもてなし」を見せつけて、安さではなくサービスで外国人を呼べる国になることです。
トレードの話に戻します。
150円突破のファーストペンギンにはなれませんので、押し目待ちです(売り方のロスカットで大儲けできる可能性がありますが)。
原油-日足分析

ローソク足
長い上ヒゲ安値引け陰線(2連発)
チャートパターン
95~90ドルのレンジ
移動平均線
20MAが下値支持線
トレード方針
ロシアって減産しておきながら、国内需要が高くて輸出禁止とか頭大丈夫か?(まぁ、価格を上げておいて横流しでしょうが)
そもそも原油高でインフレ再燃となっているわけですが、その原油高は産油国の減産が原因ですから、更なる利上げというのは違う気がします。
EV化推進で今更「原油生産量UPします」と言えないなら、「エネルギー転換の過渡期なので一時的に中立金利を3.0にします」とすればいいと思います。
チャート的には押し目買い狙いです。
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