23年9月11日(月)トレード方針
ドル/円-日足分析
ローソク足
下ヒゲ高値引け陽線(上値余地有り)
チャートパターン
高値更新の上昇トレンド
移動平均線
+2σ(バンドウォーク発生中)
→売ってはいけない(ドルを)
トレード方針
米国の利上げ停止はともかく、利下げが見えない限り「円高トレンド」は発生しません。
日銀は利上げしません(日本のインフレはディマンドプルではなく、コストプッシュであるため)。
ですから150円を超えても全然不思議ではありません。
ただ、押してくれないと買えません。ですからYCC撤廃や介入は大歓迎です。
ドル建て日経-日足分析

ローソク足
下ヒゲ陰線(220ドルが意識されたか、20MAが意識されたか)
チャートパターン
天井240ドル(一年間保ち合ったレンジ下限のため相当固い)
225ドル(直近M天井ネックライン)
215ドル(直近三尊底ネックライン、こちらも三尊なので固い)
移動平均線
下向き60MAが上値抵抗線
トレード方針
投資家は、3ヵ月から半年先を予測して行動するのですが、確からしい予測ほど当たりにくくなります(フライング気味に動く人が増えるため)。
年初は、年央に利上げ停止、秋には利下げも、、、という感じでした。
アメリカが利下げすると、日米金利差縮小で「円高ドル安」トレンドが発生します。
外国人視点で考えると、利下げ開始までに日本株を持っておいて、円高になったタイミングで売れば儲かります(日経平均が横這いだとしても)。
春先からの外国人による日本株買いには、そういった側面もあったはずです。
ところが、秋になっても利下げがなく円安が加速していますので、外国人の日本株買いは含み損となっています(↑ドル建て日経平均チャートを参照)。
そういう意味では、日本株に投資している外国人は「金利差が縮小しずらいソフトランディング」よりも「利下げを引き起こすハードランディング」を望んでいるはず。
ですから、メディアで悲観的な発言をする人がいるわけです(人の意見は千差万別と割り切り、データのみを判断材料にします)。
現状は、金利差横這いorやや拡大局面ですので、日経平均も横這いトレンドを想定しています。
※忘れるところでしたが、幻のMSQ値(32931)となりましたので、当面は33000~32000のレンジを想定します。
↓「トレード手法」の詳しい解説はイカをご覧下さい(随時更新)。
