この映画の素晴らしさは今更語るまでもありません(長澤まさみが美しい)。
僕が語るのはもちろん、投資に関連する話です。
↓因みに全巻購入しています。

この作品のテーマは「中華統一による平和実現」です。
「ん? どこかで聞いたような・・・」となりませんか?
中国共産党もこれをスローガンに掲げており、世界に対して台湾問題を内政干渉に当たるとして「関わるな」と訴えています。
「キングダム」が中国共産党のプロパガンダ映画とは言いませんが、「平和実現という大義名分があれば戦争は許される」という風潮が世の中にはあります。
日本でも、織田信長や豊臣秀吉や徳川家康に人気があるのは日本統一を目指した戦国武将という共通点があるからです。
もちろん、アメリカも世界統一を目指しています(武力支配ではなく、世界中が民主主義・資本主義の国ばかりになることを目標としています)。
昨年はアメリカの下院議長が台湾を訪問していますし、最近は最先端半導体の中国への輸出規制を強めています。
中国が毎日のように尖閣諸島付近にやってくるのは、台湾有事となった際に重要な拠点となるからです。
つまり、米中のどちらもやる気満々であり、日本も防衛費を増やして備えようとしています。
既にバフェットは中国株や台湾株を処分しています。
さて、我々日本人投資家はどのように備えるべきでしょうか?
この映画のヒットで、中国共産党は「日本人も中華統一に理解を示している」と考えるかもしれませんよ。