デイトレをすることの利点は、思考(試行)回数が増えるので習熟度(予測精度)のスピードが上がります(上達とは反復の先にあるもの)。
日々分析するのは「値動きを当てること」が目的というより、上がった時にどうする、下がった時にどうする、という風に「的確に対処する」ためです。
簡単に言うと、今日の天気を当てることが目的ではなく、雨が降るなら傘を持つ、暑いなら帽子を被る、といったことの方が重要なのです。
23年8月13日(日)休日分析(米国・ドル/円)
ダウ-日足分析

ローソク足
下ヒゲ陽線(上値余地あり)
チャートパターン
孕み足ブレイクダウン失敗
→レンジ上限を目指す
移動平均線
+2σ~-2σが収束
→横這いトレンド継続濃厚
トレード方針
ダウ構成銘柄の現物株を買い増すとすれば60MA付近です(季節性で下がる可能性有り、そして現状では大きく割り込む可能性は少ない)。
ナス-日足分析

ローソク足
安値更新陰線(下値余地あり)
チャートパターン
ダブルトップからの下落トレンド
→ひとまず15500~15000のレンジ
移動平均線
60MAが下値支持線
-2σ(バンドウォーク発生中)
→買ってはいけない
トレード方針
ひとまず60MAで反発して20MAまで戻す展開を想定します。
念のため書いておきますが、年初に大量購入したNVIDIAとMicrosoftは一株たりとも売っていませんし、今回のナスダックの下落トレンドでも売るつもりはありません。
AI相場はすぐには業績に影響を与えないかもしれませんが、世界経済の成長に必ず貢献します。今年の相場上昇に乗り損ねた人は、この調整局面で仕込むことをお勧めします。
ドル/円-日足分析

ローソク足
下ヒゲ陽線(上値余地あり)
チャートパターン
孕み足ブレイクアップ(目標値到達済)
移動平均線
20MAが下値支持線
トレード方針
「押し目を買って前回高値付近で決済」というのが基本線ですのでノーポジションです。
ただ、アメリカの小売売上高の予想が強いので発表までは強含むとみています。
145円の大台節目に近いところは買いづらいですが、月曜日の午前中にチャンス(時足の節目までの押し)があれば仕込むつもりです。
昨年冬と違って、現状はインバウンドがありますので介入はありません(観光業・サービス業従事者の票を失います)。