昨晩の米国株の下落は、雇用統計で平均時給の高止まりが嫌気されたということでしょう。
また、来週木曜日発表のCPIも原油高の影響で前年比+3.2%と悪化が予想されていますので先回りの売りが出たのかもしれません。
23年8月5日(土)週末分析
ダウ-日足分析

ローソク足
長い上ヒゲ安値引け陰線(下落余地あり)
チャートパターン
ダブルトップ(もしくは孕み足)ブレイクダウン
→目標値35000ドル付近
移動平均線
20MAが下値支持線
→一旦、戻しそう
トレード方針
34500や60MAまでの下落を想定して買い下がろうかと考えています。
ナス-日足分析

ローソク足
長い上ヒゲ陰線(下落余地あり)
チャートパターン
ダブルトップ完成(調整入り)
移動平均線
60MAが下値支持線
トレード方針
売りということではなく、60MAまでの調整は通常運転です。
一旦、調整してNVIDIAの好決算でAI相場再スタートといった展開を想定しています(楽観過ぎ?)。
ドル/円-日足分析

ローソク足
陰線(142円割れ)
チャートパターン
短期的にはW底で上昇トレンド
→目先は孕み足ブレイクダウンで141円までの下落を想定
移動平均線
20MAがやや上向きに
→支持線となるか
トレード方針
平均時給高止まり&CPI悪化予想でも円高に振れたということは、原油高で日本の消費者物価指数が上昇し、マイナス金利廃止の圧力が高まると考えられているのかもしれません。
しばらくドル買いは見送りです。
日経-分析
↓ドル建て日経平均週足

チャートは約一年分ですが、240ドル以上は約一年間もみ合っていましたので簡単に突破できる価格ではありません。
一年くらい240~215ドルで保ち合っても不思議ではありません。

ローソク足
上ヒゲ陽線(32000円割れ)
チャートパターン
32000円の大台節目を維持するかどうか
移動平均線
60MAが抵抗線になったようにも見える
トレード方針
32000円が鉄板のように何度も買い支えられてきましたので、完全に割れたと判断されると急落する恐れがあります。
売りが難しいというのなら、30000~29000あたりまで下落するのを待って買えばよいでしょう。
日本株の上昇はAIによる人手不足解消にかかっています。
かつて、産業革命で単純肉体労働者の仕事が減ったように、AI革命で単純頭脳労働者の仕事が減ります。
日本はドライバー不足ですので、仕事の受け皿はあります。
↓「トレード手法」の詳しい解説はイカをご覧下さい(随時更新)。
