トレード方針

23年7月8日(土)日経平均(ドル建て&円建て)週末分析

自分の哲学として「上流思考」や「源流思考」を掲げています。

ファンダメンタルズやテクニカル分析の前に、自分の哲学があります。

比重としては、自分の哲学>テクニカル>ファンダメンタルズ、となります。

すべての情報を知ることが出来ない、つまり「自分には知らないことがある」、という当たり前の大前提がありますので、ファンダメンタルズ分析だけでは勝負できないのです。

23年7月8日(土)日経平均(ドル建て)週末分析

日本は最高の国だが、最強の国ではない

最初に言っておきますが、僕は愛国者です。

ただ、日本は生活するには最高ですが、投資対象(国力・経済力)としては最強ではありません。

国民健康保険、国民年金制度

国が最低限の生活を保障してくれるということは、逆に言うと自助努力の必要が無いとも言えます。簡単に言うと、資産について頭を使わなくても(投資をしなくても)生きていけるということです。

ほぼ終身雇用の年功序列社会

プロスポーツの世界を見れば分かりますように、競争社会は実力勝負であり、ドンドン人が入れ替わります。優秀な人材は高い給料のところに行きますし、無能な人は切り捨てられていきます。

日本企業はそのような組織群にはなっていません。ですから、賃金を上げる必要はないのです。

生産年齢人口が減少

国力≒経済力≒人口です。

日本は「稼いで、税金を納めて、消費する」という経済のエンジン役となる人口が急激に減少しています。

つまり、世界的に見れば、日本は「過疎の村」なのです。80億人のうち、日本語を話すのは約1億人です。これは、世界的に見れば「方言」です。

太平洋の島しょ国では「人口が多い島ほど漁業に使う道具が多い」というデータがあります。

日本政府は、本気で「効果のある」少子化対策を考えなければいけません。

日本の金融政策は、間違ってはいないが正しくはない

そもそも「インフレ2%」という目標は、人口が増えている国が物価が高くなり過ぎないようにするための目標です。

金融緩和によって「円」の価値を下げ、相対的に物価を上昇させるということは、本来の目的ではないはずです。

ドル建て日経平均-週足分析

チャートパターン

240ドル(以前のレンジ下限)~210ドル(三尊底ネックライン)のレンジ

トレード方針

240ドル付近は売り狙い、210ドル付近は買い狙いです。

円建て日経平均-週足分析

チャートパターン

保ち合いレンジブレイクアウトで上昇トレンド

トレード方針

最善手は、29000付近を買うことです。

32000を支持線として買うのはリスクが高いです(32000~29000は出来高が少ないため急落する恐れ有り)。

逆に32000を割り込めば、32000を上値抵抗線として戻り売りを狙えるチャートです。

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