投資家に必要なのは、悲観でも楽観でもなく達観(俯瞰)です。
長期的には現物株を買って配当再投資ですが、「効率」を求めるなら中期(数年)~短期(数か月)の波に乗ることも考えます。
好奇心・向上心こそが人類を発展に導いた資質ですし、それを楽しめるのも人間なのです。
23年6月10日(土)週末分析
原油-週足分析

原油価格は景気指標です(今後は脱ガソリン車の時代ということで指標としての効力が逓減していくかもしれませんが、、、)
先日の「減産」報道でも上昇しなかったところを考えると今後も下落していくでしょう。
そもそも不動産バブル崩壊の中国経済は今後長期にわたって低迷するはずです(日本の来た道)。
グローバルサウス(新興国)はリープフロッグでEV車での発展となるでしょうから、原油需要は下がっていくとみています(急落ではなく、徐々に下落)。
トレード方針
だからといって原油関連株を手放すということではなく、高配当銘柄として保有は続けます。
どのみち「エネルギー」の会社として再生可能エネルギーへ移行していくでしょうから。
ドル/円-週足分析

都会と地方の最大の違いは、生産年齢人口が増えているか減っているかです。
地方は「観光」で細々と生きていくしかありません。
人口減少の日本は世界で見れば「地方」ですから、観光に頼るしかなくなります。
ですから、日本人は(できれば資産の半分くらいは)基軸通貨のドルを持って、自分の資産の目減りを抑えるしかありません。
我々が生きている内にドルが基軸通貨の地位を失うことは考えにくいです。
トレード方針
アメリカがマイルドリセッションなら、ドル安圧力もマイルドですから下値は限定的となります。
日銀がフォワードガイダンスを提示しないということは、植田総裁は任期中に「何もしない」可能性があると気付くべきです。
ですから、トレンドは円安で間違いありません。
↓「トレード手法」の詳しい解説はイカをご覧下さい(随時更新)。
