日々の売買方針をチャートだけ見てやっているわけではありません。
ある程度の先行きを把握していれば、デイトレでの勝率も高まります。
23年4月15日(土)週末分析「今年もセルインメイ?」
FRB資産とダウ

※2023年4月以降は今後の予定。
「通貨の量が景気を過熱させる」というフリードマンの主張から注目しています。
ダウの年末の適正価格はいくらでしょう?
日銀資産と日経平均

2011年をピークに人口が減少(生産力が低下)している日本の株価がそこそこ高いのは金融緩和でお金をジャブジャブに供給したからだと分かります。
要するに株価が高くなったのではなく、日本円の価値が下がったので相対的に株価が高く見えるということです。
原油価格とCPI(前年比)

2023年4月の原油価格は現在のところです(確定はしていません)。
本当はコアの前月比に注目ですが、前年比だと政策金利と比較しやすいのです。
例えば、現在の政策金利は5.0であり、CPI前年比も5.0ですのでトントンということなので引き締めが十分でないという見方です。
そもそもコアは「変動率の大きい食品とエネルギーを除いた・・・」ということですが、結局輸送費や光熱費はどのようなサービスにも影響するので原油価格は注目なのです。
CPI前年比

昨年4月のCPIはその前の月から一時的に低下していますので、次回のCPI前年比は高めに出ることが考えられます(原油価格が高止まりすれば尚更です)。
強欲&恐怖指数

↑4月15日現在
「山高ければ谷深し」ということで、4月の株価が高ければ「資産効果」によって消費が増え、インフレが抑制されなくなり、更なる利上げ、もしくはマーケットの金利見通しも「年内利下げ無し」になるかもしれません。
そうなれば、当然株価の重しになります。
まとめ
結局のところ、先のことは分かりません。
ただ、確かなことは「株は安い時に買って高く売るもの」です。
他人が強欲の時は臆病にならなければなりません(byバフェット)。
中国BYDを売って、台湾セミコンダクターを売って、原油や資源株を買っているところを見ると、バフェットは「台湾有事」の可能性が高いと考えているということです。
ですから、バフェットが日本株を幅広く買ってくることはないと思います。
まぁ、そんなことを言っても、人は自分の信じたい話しか信じない生き物ですので意味はありません。
負けてくれる人がいるから、勝っている人がいるわけですから。
↓「トレード手法」の詳しい解説はイカをご覧下さい(随時更新)。
