昨年好調だった「エネルギー株」が景気後退懸念で売られ、
昨年ボロボロに売られていた「ハイテク株」が堅調です。
このように相場は循環します(セクターローション)。
ですから、今月は金融株を買うことになりそうです。
他人が強欲な時に臆病になり、
他人が臆病な時に強欲になれW・バフェット

23年3月18日(土)週末分析
米国二年債

3月8日(水)に5%を超えた(債券価格安値更新)のが金融不安の着火剤?
現状は昨年9月の水準まで債券価格は上昇していますので大丈夫じゃないでしょうか。
次回FOMCの政策金利予想
「CMEのFedWatch ツール」より
10人中6人が0.25pの利上げ、10人中4人が利上げ無しを予想しています。
とりあえず、次回FOMCは利上げを見送った方がいいと感じます。
つまり、僕は40%の方ということです。
ナスダック-日足分析

ローソク足
駒陰線(前回高値付近到達)
→当然ながら、売り多し(超えていけば本物)
チャートパターン
高値更新となれば上昇トレンド確定
超えられなければ横這いトレンド
移動平均線
+2σ(バンドウォーク発生中)
→売ってはいけない
トレード方針
指数に関しては、高値更新後の押し目狙いです。
次回FOMCで利下げ見送りなら、目をつぶって買うかもしれません。
「スタートアップ支援(ハイテク系)」の銀行と「暗号資産系」の銀行が破綻しているのに、ナスダックも暗号資産も上昇に弾みがついています。
その理由の一つは「利下げを織り込みにいっている」。
もう一つは「ナスダックは金融株の影響を受けないし、AI相場に入っている(バブルになるかも)」。
また、現状は銀行預金より「暗号資産の方が安全」と考えられている、ということです。
ドル/円-日足分析

ローソク足
陰線(ドル買い圧力低下)
チャートパターン
孕み足ブレイクダウン→目標値131.147
移動平均線
60MA割れ
トレード方針

多数の銀行がFRBから借金をしたため、一時的に「金融緩和」状態となりました。
簡単に言うと、市中にドルが増えたことで価値が下がり、相対的に円の価値が上がって円高に振れたということです。
円高時に米国株を仕込めるのでチャンスとも言えます。
原油-日足分析

ローソク足
駒陰線
チャートパターン
孕み足(69.5~65.8)
移動平均線
-2σ(バンドウォーク発生中)
→買ってはいけないし、20MAまで戻れば売り
トレード方針
1バレル70ドル割れは、アメリカが備蓄を始める価格だったはずです。
世界銀行は2023年の原油の平均価格は1バレル92ドルと年初に発表していました。
↓「トレード手法」の詳しい解説はイカをご覧下さい(随時更新)。
