SV銀行破綻で株安ですが「このニュースをどう捉えるか?」です。
もう「インフレ」のニュースに目新しさは無く、仮にインフレが高止まりしたとしても株価をそんなに押し下げないでしょう(ある程度織り込んだため)。
株で儲けるには「割安時に買って適正価格で売り、割高時に売って適正価格で買い戻す」必要があります。
つまり、新しい悪材料がなければ、なかなか割安状態にはならないわけですから、個人的には昨晩のように全面安となるような相場は期待感しかありません。
23年3月11日(土)週末分析
ダウ-日足分析

ローソク足
陰線(32000の大台節目割れ)
チャートパターン
倍返しの目標値は31544
移動平均線
-2σ(バンドウォーク発生中)
→買ってはいけない
トレード方針
現状は「買ってはいけない」ですが、月曜日に-2σにタッチしないなら「買ってもいい」ことになります。
イエレン財務長官が「銀行システムは強靭」と言っているので、そんなに心配していません。
32000で買いました。500ドル下げることに倍の枚数を買い増ししていきます。
ナスダック-日足分析

ローソク足
上ヒゲ陰線(12000の大台節目割れ)
チャートパターン
安値更新の下落トレンド
移動平均線
60MAが下値支持線
→そんなに簡単に割れると思えません
トレード方針
ナスダックは60MAで買い始めました。
現物もエヌビディア、Microsoftを買い増しです。
ドル/円-日足分析

ローソク足
駒陰線(135円の大台節目の攻防)
チャートパターン
失業率悪化→利上げ圧力低下で新トレンド発生か?
移動平均線
20MA割れ
→月曜日は再確認がセオリー(グランビルの法則)
トレード方針
米国10年債-日本10年債=金利差3.3→133円(±1円)くらいが適正価格と考えています。
日経-日足分析

ローソク足
上ヒゲ安値引け大陰線
チャートパターン
メジャーSQ値28377(配当落ち分考慮28125)の下なので売り有利
移動平均線
20MA割れ
→60MAを目指す
時足分析

チャートパターン
(木曜日の晩から)安値更新の下落トレンド
移動平均線
20MAが上値抵抗線
トレード方針
昨日も書きましたが、日経平均は上昇相場2ヵ月→下落相場1ヵ月を繰り返しています。
逆説的に考えると「円高トレンドが続くのかな?」と感じます。
個人投資家は3月に配当目当てで株を買いますが、機関投資家はそれに売りをぶつけて売買差益を狙います(優待はお得ではありませんし、配当が入るのは先になるので資金効率が悪いからです)。
↓「トレード手法」の詳しい解説はイカをご覧下さい(随時更新)。
