PCEが予想より強く、金利が上昇し、株安となりました。
来月発表のISM系指標の予想も強いので、上値の重い展開を想定しています。
「ハードランディング(不安)」→「ソフトランディング(期待)」→「ノーランディング(楽観)」といったことからも分かるように、相場は天井を打ったというわけです。
23年2月25日(土)週末分析
米国10年債利回り-日足分析

チャートパターン
W底完成で上昇トレンド(目標値4.48%)
移動平均線
20MAと60MAがゴールデンクロス
トレード方針
【FEDと戦うな!】の格言通り、マーケットがついに年内の利下げ無しを織り込み始めました。
戦争の長期化や脱グローバリゼーションの流れによって、インフレ収束が見通せなくなってきたということです。
「金融引締長期化→株価暴落→景気悪化→失業率悪化→逆資産効果による需要減→インフレ鎮静化」しか道は無いように思います。
ダウ-日足分析

ローソク足
陰線(鉄板だった12月SQ値32966を割り込む)
→急落の恐れ有り
チャートパターン
保ち合いブレイクダウン(目標値31500ドルあたり)
移動平均線
-2σ(バンドウォーク発生中)
→買ってはいけない【落ちてくるナイフをつかむな!】
トレード方針
33000、時足60MAなどでの戻り売り狙いです。
ナスダック-日足分析

ローソク足
陰線(12000割れ、1ポイントだけ)
チャートパターン
M天井からの下落トレンド入り
→目標値11695
移動平均線
-2σ(バンドウォーク発生中)
→買ってはいけない
トレード方針
間が悪い事に、アメリカ大手金融機関が「chatGPT」の使用を禁じているというニュースが流れています。
ナスダックの年明けからの上昇は、chatGPTへの期待感からの「AI相場」だと個人的には解釈していますので、このニュースは向かい風と受け止められるかもしれません。
大学でのレポートなんかでもchatGPTの使用について議論されていますが、そもそも電卓が登場した時も、スマホが登場した時も、色々と言われたはずですし、結局便利なモノは使われます。
そんな訳で、ナスダックの下げ止まりを確認できれば、AI関連株を買いたいと思います。
↓「トレード手法」の詳しい解説はイカをご覧下さい(随時更新)。
