ここのところのチャートの弱さは「日銀の政策変更」を察知しての値動きだった可能性があります(インサイダーということではなく、見てる人は見ているということです)。
「サンタクロース・ラリー!」だの、「来年は株高!」だのと言う前に、足元のチャートをよく観察することの重要性を改めて感じます。
日銀の政策変更が今後どれほどのインパクトを及ぼすのか不明ですが、チャートを見ればトレード方針は決められます。
22年12月21日(水)トレード方針
ドル/円-日足分析

ローソク足
大陰線
→大きく動いた後は小動きになりがち
チャートパターン
安値更新の下落トレンド
→135~130円のレンジに移行
移動平均線
-2σを下回る
→一旦-2σ付近までは戻しそう
トレード方針
アメリカの経済指標は悪化が続きそうですので「円売りドル買い」はしづらいです。
135円付近まで戻せば「売り」を検討します(今日、そこまで戻すことはないとみていますが)。
ダウ-日足分析

ローソク足
駒陽線(33000の攻防)
チャートパターン
M天井からの下落トレンド
→33450~31685のレンジ
移動平均線
-2σ(バンドウォーク発生中)
→買ってはいけない
トレード方針
辛うじてSQ値の上、33000ドルの上、Nike好決算ということで、一旦33450~日足20MAまで戻すかもしれません。
そこまでを買いで狙うか、戻り売りのチャンスを待つか、といったところです。
日経-日足分析

ローソク足
下ヒゲ陰線(26000の大台節目では一旦下げ止まり)
チャートパターン
M天井目標値達成
→27000~26000のレンジに移行か
移動平均線
-2σ(バンドウォーク発生中)
→買ってはいけない、が-2σまで戻す可能性有り
時足分析

60MA~26000
チャートパターン
安値更新の下落トレンド
移動平均線
20MAも傾きが急なため上値抵抗線となり得る
トレード方針
スイングで考えるなら26000付近は買いもあり。
今日のところは26500付近までは戻しそうなので、そこまでを買いで狙うか、戻り売りを狙うかといったところです。
↓「トレード手法」の詳しい解説はイカをご覧下さい(随時更新)。
