ドル/円は「金利差」と「貿易収支」の両輪で動いています。
FRB理事たちのタカ派発言連発で(インフレ抑制が数字で表れるまでは)「金利差拡大」は継続、
原油は上昇トレンドなので「貿易収支悪化」継続が想定されるので「円安トレンド」となっています。
22年06月04日(土)ドル/円分析
週足分析

ローソク足
大陽線→上昇指向
チャートパターン
黒三兵と思いきや終値での高値更新→上昇トレンド継続
移動平均線
13週線が下値支持線
トレンドライン
130.880~127.239のレンジ(参考程度)
日経-日足分析

ローソク足
陽線
チャートパターン
131円の大台節目・前回高値131.347を超えるかに注目
移動平均線
+2σにタッチするかに注目
トレンドライン
(以前の上値抵抗線)129.501が下値支持線
トレード方針
米10年債利回りが3%を超えなさそうなので、現状では金利差拡大はそんなにはなさそうです。
金利差が拡大予想となるか縮小予想となるかは6.7月の0.5ポイントの利上げ後の状況次第でしょうから、しばらくは落ち着く値動きを想定します(来週はブラックアウト期間に入りますのでFRBの発言は意識しなくてよくなります)。
原油はまだ下落に転じる様子がありませんので、ドル/円も高止まりしそうです。