ドル/円は「金利差」と「貿易収支」の両輪で動いています。
FRB理事たちの発言から「金利差拡大」は終了とみます。
片輪が止まった以上、原油が上昇(≒貿易赤字)している間は「横這いトレンド」になると判断します。
これが「米・景気後退」→「金融引締停止」→「金利差縮小」となると円高トレンドになります。
景気後退が意識され出すと原油が下がってきますので、とりあえず原油の値動きを見ておけばよいと考えています。
またFRBが金融引締をやめるには、「インフレ率2%台」とか「2四半期連続のGDPマイナス成長」などの「何らかの数字」が必要です。
22年05月14日(土)ドル/円分析
ドル/円-日足分析

ローソク足
孕み陽線
チャートパターン
孕み足129.456~128.303
移動平均線
20MA付近
→「上向き」であり、「初押し」なので下げ止まるのがセオリー
トレンドライン
130.253~128.026のレンジを想定
トレード方針
「20年ぶりの円安」とか、「〇年ぶり」と言われると相場は一旦終了です。
ひとまず、日足20MAの上か下かに注目します。
今週の「消費者物価指数」が8%だと発表された時も、日本の貿易収支が予想黒字だったのに赤字だった時も、さほど円安にはなりませんでしたので、今後更なる円安になることは無いとみています。
ですので、今後は「売り」メインでのトレードとなります。