円安要因の一つである原油について分析します。
(他の円安要因は日米金利差、人口減少による国力低下など)
ロシアは停戦の気配すら無しなので、ロシア産エネルギーを輸入することは侵攻に加担しているとも言えます。
ですから、欧州は段階的にでもロシア産を減らさなければならないのですが、OPECは増産しませんし、アメリカも脱炭素の流れもあって急には増産できません。
22年04月17日(日)原油分析
週足分析

129.82を付けたのは、アメリカがロシア産原油の輸入禁止を決定したから。
ただ、始値が高過ぎたので週を通して売られた。
直近は下ヒゲ陽線、1バレル93ドルで3回下げ止まっているので、この価格が下値支持帯。
EUが禁輸となれば130ドルを超えるでしょう。
日足分析

ローソク足
下ヒゲ陽線
チャートパターン
三角保ち合いブレイクアップ→直近高値116.62を目指す
移動平均線
60MAが下値支持線となり、20MA超え
トレンドライン
上値抵抗線ブレイクアップ
中国景気減速で下落基調でしたが、アメリカの景気が強いということで上昇基調に?
トレード方針
20MAを超えてきていますので、上目線です。
ということで、円安基調は続きそうです。

↑コーン日足
こちらも、「保ち合いブレイクアップ」&「バンドウォーク」中で非常に強い上昇トレンドです。