「財政政策」と「金融政策」の両輪が回っている間は暴落・急落はないと考えます。
実際のところ、多くの人がそう考えるのでコロナ禍でも株価は上昇してきたわけです。
ただし、10%くらいの下落は年に一、二回は普通にあります。
日経平均で言うと3000円くらいの下落です。
今回は「マーケットの変調について」書いてみたいと思います。
日経平均は久しぶりに下落トレンド入りか?
1.ダウ25MAを下回る
※2021年1月29日14時現在のチャート
黄緑の曲線が25MAです。

これは、2020年11月3日以来三ヵ月ぶりです。
2.ドル/円が75MAを上回る

2020年7月1日以来約七か月ぶり。
数日前のFOMCを通過後です。
ダラス連銀の人が「コロナが終息に向かったら年内にも利上げするべきだ」と言ったらしく、それが影響しているのかもしれません。
ということは、マーケットはコロナ終息を織り込みに行っている?
ワクチン接種が進んでいるイスラエルで、感染者数が減少傾向らしいので、今後は利上げを織り込みに行くかもしれません。
「利上げ」は株安につながります。
といっても「暴落」という感じではなく、上にも書いたように10%くらいの「調整」の範囲です。
3.中国・インドも下落トレンド入り

三尊天井を形成

M天井(ダブルトップ)を形成
※新興国から既に資金を引き揚げている?
その他
日銀がETFを買って、日経平均を下支えしているのは周知の事実ですが、月毎に額が減っていて、現在は20年3月の半分です。
21年1月は4日しか購入していません(28日まで)。
下支えの効果が弱くなっているのではと気掛かりです。
結論
ボクは「明日は明日の風が吹く」というスタンスですので、目先の相場に対応していくだけです。
下がるなら「売り」で稼ぐことを考えます。
現物株は、配当目当てですので下がったら買い増しますし、そのルールも決めています。
オクト
結構下がっちゃう?
カイト
そう願いますw