昨晩の米国市場は、ダウ(-1464.94)5.86%、ナスダック(-392.20)4.70%となりました。安値を更新しています。日本はどうなるでしょうか?
日足分析

※毎日、日足半年分のチャートを表示しています。
拡大しないと見にくいかもしれませんが、これも意味があります(俯瞰)。
因みに、明日がMSQですので、今日は「3月限」の最終売買日です。
①「ローソク足」→孕み足となりました。
日足レベルでは、3月9日の方が出来高が多いので「18500」が現在のところ大底認識ですので、この孕み足は上昇反転の兆しとも考えられます。
ただ、あくまでも「考えられる」という話です。
②「CP(チャートパターン)」→ありません。
③「MA(移動平均線)」→5MAすら超えられない状況ですので「弱い」です。
④「TL(トレンドライン)」→19250の上で推移出来れば、5MAを目指す展開となりそうです。下での推移となると下値模索の展開を想定します。
⑤「FR(フィボナッチ)」→「高値20080→安値18930」で見ると、「19300台」が38.2戻し・1/3戻しになるので、この辺りが最初の上値目途です。
時足分析

①「ローソク足」→特に注目すべきものは無し。
②「CP」→「三角保ち合い」を下にブレイクしている。
前日ザラ場安値19370が抵抗となりそうで、19000を下に抜けると下落が加速か、、、。
③「MA」→「雲割れ」「下向き25MA・75MA」の下で推移ということで買いの材料は無し。
④⑤→時足レベルでは重視していません。
トレード方針
昨日、追証の強制決済の話をしましたが、昨日の午後売りが出た分は主に「先物」分で、今日は「現物の信用買い」分の強制決済が出る可能性があります(日中レベルでは一昨日の方が安かったため)。
新規の仕掛けは、時足25MA・時足75MA付近までの戻りがあれば検討します(ナイトセッションに直前の安値を更新しているので)。
※基本的に、最初の一本目のローソク足が完成するまでトレードはしません。「寄り付き売買」は文字通り「寄付(きふ)」だと思ってます。
時足分析(ナイトセッション)

結局、日本市場も安値を更新しました。
ポイントは昼から切り返した後、戻り高値として売られた「18840」です。
以下は月足チャートです。

2018年12月に付けた安値が「18840」です。
最近何度も書いていますが、以前の主要な安値を割ると今後はそれが抵抗線となります。
つまり、今後は「18840」に近づくと売られやすいということです。
「1年以上前の価格なんて誰が意識してるねんッ!」と突っ込まれるかもしれませんが、今はトレードは「AI」で行うのが主流ですから。
ただ、個人的にはこれはチャンスだと思っていて、「AI」に組み込まれているプログラムを想定できれば勝ちやすいということです。