昨晩のアメリカは、ダウ「-2013.76」(7.79%)、ナスダック「-624.94」(7.29%)の下落となりました。S&Pでは「サーキットブレーカー」が発動したようです。
さて、本来なら日々行っている「日足分析」→「時足分析」なのですが、本日は記事タイトル通り「日経平均がどこまで下がるのか」を考えてみたいと思います。
コロナショック!日経平均の底値を予想

上記図は、日経平均の月足チャートです。
月足ですので、今月のローソク足はまだ未完成です。
仮に今月中に20000台を回復しなければ目標値は15810となり、
18840を割って終わると「三尊天井」が完成となり、目標値は13570となります。
13000台は、東京オリンピックが決まる直前の価格ですので、株価は「東京オリンピックの中止」を織り込みに行っていると見ることもできます。
日経平均の底値はいつ?
日経平均の底値を当てるのは比較的簡単かもしれません。
リーマンショックの時は、確かアメリカの銀行の1月~2月の決算が良くなって底値を付けたのですが、当時は「今が底だな」とは分かりませんでした。
ただ、今回は「コロナショック」ですので、ある程度予測できるのではないでしょうか?
下の図は「Yahoo!ニュース」の画像です。

「コロナ終息宣言」が出てから底値を付けるのではなく、この棒グラフが下落に転じたタイミングで、底を付ける可能性があります。
もちろん、東日本大震災の時のように「大地震」の後に「原発問題」が出てきて更に下がったように、「コロナ」→「東京五輪中止」となって更に下落する可能性もあります。
そう言えば、今でこそ「リーマンショック」として人々の記憶に刻まれていますが、元々は「サブプライムローン問題」が発端であり、その後に「リーマンブラザーズ倒産」ですから、今回もコロナが終息したからといって安心はできないかもしれません。
今は「コロナショック」と言っていますが、後世には「五輪ショック」として人々の記憶に残るようになるかもしれないということです。
ただ、株価のバーゲンセールが始まることだけは間違いありませんので、しっかりと準備して臨みたいですね。
(※準備に関しては、「暴落後はこうすれば儲かる」という観点から、また詳しく書きたいと思います)
日足分析

日足は、ナイトセッションに目標値「19190」を達成しています。
大陰線ですので、今日も「買い」は考えにくいですね。
(もちろん、デイトレする方は「買い」も「売り」もチャンスはあります)
週足分析

昨日も書きましたが、前回安値が抵抗線に変わったことが確認されました。先週のローソク足(長い上ヒゲ陰線)で断固たる「雲割れ」が確認されていますので、今週の下げは予想できましたね。
時足分析

19240の上で推移出来れば「逆三尊」となり、目標値19740まで戻しそうです。そうなると、日足高値21730→安値18500の38.2戻しが19734ですので、この辺りが「戻り売り」を狙う価格になります。
(いや、そこまで戻るなら買いでも取れますね)
時足分析

朝書いた通り、買いでも取れましたね。
ただ、20000以上は抵抗帯となっている可能性がありますので決済し、ノーポジションです。
それに、日中の強さはETF買いが発動したと思われますし、ナイトセッションにはそれがないので、下落する可能性もありますね。