金曜日のアメリカ市場は、ダウ-256.5、ナスダック-162.98となりました。
引けにかけての上昇は、週末の手仕舞いでしょう。
今後は、毎週土曜日は週足分析を行っていきます。
(月が終われば月足分析も行います)
週足分析

三尊天井のパワーは凄まじいといった感じです。
もちろん、チャートパターンの中では最強クラスの売買サインなので当たり前ですが。
今週も「超」長い上ヒゲ陰線ですから、下げ止まりの気配は感じられません。
先週、雲を割り込んで、今週も雲下限を回復できませんでした。
よって、買いは考えにくいというか、売りですね。
ただ、来週月曜日の値動きを想定する上で、2つポイントがあります。
1.ボリンジャーバンド-2σの下で寄り付いた場合は、ひとまずこの線にタッチしに行く。
2.下値支持のトレンドライン(図の水色の線)を割り込んでいるので、本当に割り込んだのか確認しにいく。
いずれも結構、高確率で起こります。
ボリンジャーバンドとは、「標準偏差」を利用した指標です。
ここで、詳しく確率統計の話はしませんが、
簡単に言うと「株価は約95%の確率で+2σと-2σの間で推移する」というものです。
つまり、現在は約5%の異常事態ということです。
コロナウィルスの影響なのか、人々が冷静ではなくパニックになっていると見ることも出来ます。
結論を言いますと、来週通しての値動きを想定すると、
ひとまずボリンジャーバンド-2σ・トレンドラインの価格である「21500-21600」あたりを目指しても不思議ではないということです。
もちろん、あくまでも確率が高いという話で、絶対ではありませんし、月曜日は週末に色々なニュースを見て不安になった人が投げ売りをしてくる可能性もあるので、更に下落する可能性もあるでしょう。
「結局、どないやねん!」
となるでしょうが、これは週足での分析です。
日足・時足を分析すれば、おのずと自分のやるべきこと(稼ぐ方法)がハッキリします。
それは、月曜日の朝に書きたいと思います。